Seita developer blog

ユーザ企業に努めるアプリケーションエンジニアがプログラミング、データベース、OS、SNS、ガジェットなどを中心に備忘録変わりに書いていきます。

【Oracle】Windows系でOracle Universal Installerを強制終了や再インストールする際に行うこと

Windows OS、Windows Serverにて、Oracle Universal Installerを強制終了した際に、残ってしまう設定を削除する方法です。

 

アンインストールしたのちに再インストールする際も同じ手順を踏みます。

 

1.Program FilesからOracleディレクトリを削除

以下のディレクトリを削除してください。

インストール時のORACLE_BASEの設定情報が残っています。

C:\Program Files\Oracle
%USERPROFILE%\AppData\Local\Temp

Oracleディレクトリの削除 

 

2.レジストリエディタで以下のキーワードで検索してレジストリ値を削除

インストーラが書き込んだレジストリ値を削除してあげる必要があります。

私が削除したもの

ORACLE_HOME
C:\app\oracle

ORACLE_BASEに選んだディレクトリで検索してください。

 

公式サポートの削除対象

検索キーワード:Ora、Oracle、OrclまたはEnumOra

削除対象:HKEY_CLASSES_ROOT

EnumOraHomes
OracleConfig
OracleDatabase
OracleHome
OracleInProcServer
OracleProcess
ORADC
ORAMMCCFG10
ORAMMCPMON10
OraOLEDB
OraPerfMon
ORCLMMC
ORCLSSO

すべてのOracleレジストリ・キーの削除

 

3.環境変数の削除

環境変数に残っているOracle関連の変数を削除します。

PATH:ORACLE_HOME\bin ほか
ORACLE_HOME
ORACLE_SID
TNS_ADMIN
JSERVまたはWV_GATEWAY_CFG

システム変数パスの更新

 

4.スタートメニューからの削除

スタートメニューから、Oracleディレクトリ、ショートカットを削除してください。

 

「スタート」メニューからのOracleの削除

 

<参考>

Oracle Databaseソフトウェアの削除

 

 

<愛読書>