【Oracle】初期化パラメーターのpfileとspfileについて
Oracleの初期化パラメーターに関するお話です。
そもそもOracleの初期化パラメーターとは
パラメータ・ファイルは、初期化パラメータのリストおよび各パラメータの値を格納しているファイルです。初期化パラメータをパラメータ・ファイルに指定して、特定のインストールを反映させます。Oracleは、次の2種類のパラメータ・ファイルをサポートしています。
引用:パラメータ・ファイル
簡単に言うとOracleの起動時に読み込まれる設定ファイルです。
そして、引用にもある通り、初期化パラメーターには2通り存在します。
初期化パラメータファイル(pfile)
形式:テキストファイル
変更方法:設定ファイルをテキスト編集
起動中の変更:ALTER SYSTEMコマンドで一時的に変更可能だが、再起動後は元に戻る
サーバー・パラメータファイル(spfile)
形式:バイナリファイル
変更方法:ALTER SYSTEMコマンドで変更
読み込みの順番
複数の初期化パラメータファイルがある場合、以下の優先順位で読み込みが行われます。
1. 起動時指定の「pfile:startup pfile='[ファイル名]'」
2. spfile[ORACLE_SID].ora
3. spfile.ora
4. init[ORACLE_SID].ora
5. init.ora
<参考>